2023年5月30日　「【プロデューサーレター Vol.2】世界最速体験会を終えて」

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…………本題に戻ります。
今日、アンジュ・ユナイトの公式サイトにて「【プロデューサーレター Vol.2】世界最速体験会を終えて」が公開されました。
今日はその内容について見て気になる部分を掘っていきます！

■世界最速体験会を終えて ★注目ポイント
①「最速」のタイミングで行った体験会
⇒ゲームシステムやカードテキストはあくまで完成版から一歩手前のバージョンとして実施しました。現地でいただいたご意見をもとに、現在はさらなるブラッシュアップを進めております。

②第二弾となる体験会を開催予定
⇒イベントの形式は世界最速体験会とは少々異なる形になりますが、次回は東名阪以外の都市でも実施予定です！

まず①についてですが、先般お伝えしているように、体験会用の「カード」と「ルール」が使われておりました。
会場ごとに回答が異なる事もあり、ルールが定まっていない部分もありました。
恐らくカードデザインやゲーム性がこの体験会から大幅に変更される事は無いと思っていますが、ルールの部分はゲームの根幹に関わる部分なので、最終ルールについては非常に気になる所です。

②の体験会は、今回実施した大阪、名古屋、東京以外の地方含めて更に実施する予定との事です。
各地から実施してほしいという声が多かった事、人数がかなり限られて、そもそも東名阪の方も参加できない方が大勢いらっしゃいましたので、この情報についてはとても嬉しいですね。

トラップが1枠潰してたよね？

うるしゃい！！
次の体験会では①の情報から次回体験会時にはルールがある程度固まっていると思うので、可能であればもう1回参加してみたいです♪

■固定セット型カードゲームとは ★注目ポイント
③固定セット型＝公式が発売するコンプリートセット
⇒商品のパッケージとしてはボードゲームに近い形にはなるのですが、ゲームシステムは前作『アンジュ・ヴィエルジュ』のプレイ感を引き継ぎ、一般的なTCGに近いものになります。
デッキ構築の要素もあります。コンプセットから好きなカードを選んでデッキを組み、対戦するカードゲームだとお考えください。

④ゲームデザインの方向性にも変化
⇒全種類のカードが手元にある状態からデッキ構築が始まります。
そのため、さまざまなカードの組み合わせを楽しめるよう、デッキ構築の自由度を高める方向でデザインしています。
コンセプトを持ったデッキを組める一方で、「このカードは○○デッキ用」といった固定の役割はほとんど持たせていません。
本作ではさまざまなプログレスがデッキ内で共存するようになっています。
手札や盤面の状況によって入れ替わったりしながら、個性豊かなプログレスたちが共闘[unite]していく。
『アンジュ・ユナイト』はそんなカードゲームです。

③の部分については多くの方が知りたい部分でしたので、この部分は読みながら「おぉ～！！」と感嘆していました！
正直、普通のブースター(ランダムで封入されたパック方式)ですと、
・欲しいカードが出ない⇒カードが出るまでパックを開封する
・パックを開封するのが難しい⇒シングルカードで購入する
となるのが一般的です。

しかし、アンジュ・ヴィエルジュをやっていた方だと良く分かると思うのですが、これがまともに出来たのは関東や中部、関西の中心部及び、地方のごく一部のエリアだけでした。
原因としては、地方では
・パックがそんなに出回らないので、パックが買えない
・シングルが通販頼りになってしまう(割と割高…)
・そもそもカードショップでの取扱いも少なかった…
と様々な理由からあまり浸透されなかったからですね。

更にパックやシングルが売られていても、欲しいカードが手に入りづらかった(人気のあるフレームとかは、首都圏でも手に入れるのは大変でしたw)ので、カード格差みたいのも正直ありました。

固定セット型はトランプのように全てのカードがセットで入っているから、1セット買うだけで全員同じスタートラインに立てるんだね！

「パックがない、シングルがない、困った困った！」という事態は発生しない売り方なので、この販売方法に関しては大歓迎です！
また「プロデューサーレター Vol.1」で下記のようにコレクション重視のアイテムも用意していると案内はあるので、
・単純にTCGとして楽しみたい
・アンジュの世界を様々なアプローチからコレクションしていきたい
と様々な人におすすめしやすいかなと感じております。

基本的にはそれをひとつ買えばゲームができますが、一方でカードゲームには「コレクションの楽しさ」も必要であると考えております。
そういった点を重視する方に向けたアイテムも別ラインで用意し、それぞれのプレイヤーが、それぞれのペースでゆったりと付き合っていける、そんな商品展開を目指していきます。

αドライバー毎にプレイスタイルを選択して、遊ぶことができる。
とても素敵だと思います。

④の部分は、③での販売方法があってのメリットですね！
全てのカードが手元にある、即ち「デッキ構築のスタートラインは全員同じ」です！
また、今までみたいにキャラ単構築は出来ず、代わりに多くのプログレスが活躍できる構築をする事が出来るのも個人的に大歓迎です！
もちろん「キャラ単構築して特定キャラを愛でる」事は出来なくなるので、キャラ単が好きな方には辛い事実でしたよね。
しかし、アンジュ・ヴィエルジュで12章の「エクシード」環境に入ってからは、キャラ単が主流となり、代わりに主役クラスのプログレス以外は使われなくなりました。
またデッキもほぼ固定化された影響で、デッキ構築の自由度は減り、12章以降に登場しなかったプログレスでは遊ぶことは出来ても、勝ち辛くなってしまった事実もあります。

今後登場するプログレス次第というところはありますが、全てのプログレスに活躍の場があるのはとても嬉しいです！
荒井Pの言う通り「手札や盤面の状況によって入れ替わったりしながら、個性豊かなプログレスたちが共闘[unite]していく」。
実際体験会のデッキを使って遊んでても、コロコロと色んなプログレスに変わるゲーム性はとても面白いなと感じてます♪